港区女のサンフランシスコ暮らし

夫の海外赴任により初の海外生活。サンフランシスコは案外寒い。

駐妻うつ回避・解消のヒント

みなさまに、うつ解消についてのページをよくご覧いただくようなので

私が経験したことをもう少し追加します。

 

これまで聞いたこともなかった

”駐妻うつ”という言葉を知ったのは

海外赴任が決まってすぐ、ネットで色々情報収集に必死な時だったけど

今実際に駐妻になってみて、

悩んでる方が結構多いのかなぁという印象。

 

夫のお金で好きなもの買って、毎日オシャレなお店でお茶して

なんて、いるんだろーか?

 

夫の海外赴任に帯同してきた駐在妻”駐妻”は

 

・知らない土地で気軽に外に出られない

・現地に友達がいないので外に出ない

・新しい友達を作るのも面倒

 

など、引きこもり状態になりやすくて

うつになりやすい。

 

私自身もやる気が出ない時期、ありましたし、

夫の友人の奥さんの話を聞いてみても、

何していいかわからないって人いました。

 

それまでバリバリのキャリアウーマンだったのが、

旦那の都合で自分は仕事を辞めて帯同するとなりやすいって聞いてたので

私はバリバリじゃないから大丈夫〜と思ってました。

 

けど、原因はそれだけじゃないんです。

 

帯同する際のビザの種類によって、

妻は現地で働くこともできなかったりします。

今までは自立して生活していたのに

急に100%旦那の給料で生活するようになる。

 

これがそれまで自立して生活をしていた妻にとって

1番ストレスになっていると感じます。

 

働いてもいないのにお金ばっかり使って申し訳ないと思うし

好きなようにしていいと言われても、

自分の存在価値、意味がだんだんわからなくなっていく。

 

夫は仕事が忙しいので、妻の気力が湧かずに”何もしていない”状態を

うつ状態”だと感じづらいかもしれません。

異国の地で、一番の理解者であろう夫に理解されない状況は、

妻にとって大きな精神的ダメージを与えます。

 

「なぜ何もしないんだ」「○○くらいしろ」

なんて言わないようにしてください。

 

妻自身もわかってはいるがどうしようもなく、

自分自身を責めてしまう状況なので奥さんが軽いうつ状態の場合には

無理に何かせず、

うつになってしまう前に

なるべく、なんてことない会話をしてあげてください。

 

私が良かったのは前にも書いたけど

日本のバラエティ番組(アメトークとか)

くだらないテレビ番組を夫と一緒に見て笑えたことが

結構ストッパーになったと思っています。

 

sanfrandame.hatenablog.com

 

 

奥様側が自分でできることは、

おっくうに思っても、スーパーに買い物に行ったり

自分の好きなお菓子を買って食べたり

近くにお店などない場合も、散歩するだけでもいいので

ただ外出することが良いです。

 

でも、本当にどん底の時はずっと寝ていて大丈夫、

「自分はこれでいいんだ。」って自己肯定感を持つことが一番なので

自分がしたいと思ったときに好きなことがあればしてください。

あと、

同じ環境の人と話しをしてみる(わかってもらう、共感してもらう)

日記などSNSじゃない人に見せないバージョンの

気持ちを書いて、自分のこころを認識する(発散する)って事もいいみたいです。

あくまで軽いやつね。

ま、なんでも頑張り過ぎないのがイチバンです。