アメリカで安易にパスタを食うべからず

私は大の麺好きで、その中でもパスタが特に好きだ。パスタなら軽く２、３人前食べられる。アメリカの食の都であるサンフランシスコですら、パスタがくそまずい。何度かお店で食べて、失敗したーーって思った。本格的なイタリアンのお店以外で間違ってパスタを頼むと、もっそもそ、もしくはアルデンテを超えたバリカタ麺でパスタが出てくる。おまけに味のバリエーションも少なく、ソースのコク？みたいなのがまるでない。アメリカ人はパスタに対しての情熱がないんだろうか？麺の茹で時間確認せずに伸び伸びでも、パスタにミートソースかトマトソースがかかってればいいと思ってるんじゃないだろうか。

日本でいう五右衛門だったり、ジョリーパスタのレベルでさえ達しない代物が平気で出て来るのだ。だから、本気イタリアンではない店でパスタを注文するという賭けはしない方が身のためである。アメリカでは大人しく肉かピザがスマートであり、無難だ。

その代わりちゃんとした割と高級なイタリアンでは、美味しい（飛び抜けて美味しい〜〜！ってのはないけど）パスタが食べられる。

■COTOGNA (コトーニャ)

リトルイタリーにある、ミシュラン１つ星シェフが開いたカジュアルモダンなお店。旬の食材を使用した創作料理も味わえ、目にも楽しいおしゃれなメニュー。薪で焼いた豚肉やラムなども自慢なだけあって美味しい。パスタよりもこのメインディッシュがおすすめだが、何を食べても大きく外れない。あと、こちらを訪れたら是非デザートを食べて見てほしい。料理と同じく独創的で絶品！

COTOGNA 490 Pacific Avenue, San Francisco, CA 94133 | 415.775.8508

■Perbacco(ペルバッコ)

Embarcadero駅付近の金融街、日本国総領事館の近くにあるお店。

洗練された感じではないが、昔ながらのイタリアンの味。大味じゃなくてどれも美味しく、盛り付けもちゃんと凝っていてポーションも大きすぎず食べやすい。ワインはカリフォルニアだけでなくイタリアワインも豊富。

Perbacco - San Francisco, California

番外編（本気イタリアンじゃないけど許せる範囲かな）

カリフォルニアピザキッチン

ご存知カリフォルニアピザキッチンはハワイなどにも店舗のある、ピザチェーンだが、ここのパスタはまあ、食べられなくもない。というレベルだ。

サンフランシスコに限らず、どうしてもアメリカで美味しいパスタが食べたいなら、

高級店で食べるか、自分で作るかの２択になるだろう。